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作曲してる訳

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今日も色々なことをやって1日が終わりました。

 

写真は、六月に素敵な仲間と一緒にやった、室内楽シリーズ。全部自分の作品だけの2時間の演奏会のワンコインパーティーの時のです。

 

 

最近本当に時間があっという間なんですね。

 

今日明日は新日の業務で、ロミオとジュリエットの公演に時間を費やしています。長時間ですが、若い子たちの演劇とのコラボですごく面白くて、楽しみながら演奏しています。

 

このように、日々時間が次から次へと過ぎ、あらゆる曲目を演奏し続けています。

 

これも素晴らしい時間だなと思っています。

 

しかし、それと同時に思うのは、誰かの敷いた絨毯の上で演奏しているソフトウエアなんだなとも思っています。

 

なぜそう思ってしまうのか。

 

それは頭が作曲脳だからなのだと思います。

 

僕は、昔からバンドで飯を食べて行きたくて、その頃からオリジナル曲を作ってはギターで仲間と一緒に歌ってました。

 

コピーバンドからオリジナルまで、いつも作ってはドラムのリフはこうだとか、ベースの流れはこうだとか、

 

 

バンドの仲間と日曜の朝6時から集って毎週バンド練習に明け暮れた日々があったんですね。

 

当時、そうやって自分たちのバンドでオリジナル曲をたくさん作って、大会に出たりしていました。

 

賞もいただきました。

 

その時作った曲は、メロディー、歌詞、バンド編成の編曲全てを手がけていました。もちろん、素晴らしいものとは言い難いものでしたが。

 

そして、同時進行していた、フルートの方へ進むことになり、結局本格的に進むことにしたのは高校三年。

 

やはり音楽大学に行かないとなというタイミング。

 

遅いですが、ここから真面目にフルートで他人の曲をこなす日々が始まりました。

 

もちろん大作曲家の曲ばかりですし、目から鱗ですから、飽きることはありませんでしたが、フルートは僕にとって表現するには、

 

ギターで曲を作っている方が表現しやすかったように思いますが、

 

とにかく、他人の曲を演奏し続けることになり、作曲脳を一時停止してしまったんですね。

 

 

 

 

次に、パリ音楽院に行くことになってからは、日本の大学から比べれな、紹介しなければいけない曲目が尋常じゃない量になりました。

 

ライバルもいれば、素敵な先生もいる。仲間もいる、ミッションもある。試験もある。そんな中時間は経ちます。

 

いつの間にかオーケストラ入り。さらにミッションが増え、目の前にある作品の演奏技術をいかに挙げるかの日々。

 

 

しかし、ある時心に欲求が出始めました。

 

一時停止していたモードを戻したい、作曲したい。

 

 

 

ただ、大作曲家の曲を演奏し続けてきた自分が、音符を書くことにとても抵抗がありました。

 

でも少しずつでしたが、書き始めました。

初めは、スコア3ページの3分の小品。フルートとギターの曲。それから恐る恐る、弾けないピアノ曲に着手し、チェロも入りトリオ曲。

そして、気がつけば、「ダフニスとクロエ」という1時間になる大きな曲を書き上げていました。

 

 

眠っていた脳の一部分が起きてきて、それでもまだ眠ってるなって思います。

 

 

人間ていろんな手段で、自己表現ができるんだと思います。

 

寸分違わず奏でるという手法もあれば、元のモチーフから崩して、それを自分のメロディーとして奏でる手法もあり、何もないところからインスパイアされたものを奏でる手法もあれば、家で細々とした音符を書き続けて、それを演奏する手法もある。

 

 

自分のスタイルはどれが一番それに近いのか。

 

 

そう行ったことを探して、それを取り入れて自分のスタイルにすることは大切だなと思いますし、

 

やはり子供の頃、感動したこと、やってみたいなと思ったこと。

 

何十年たっても変わらないんだなって思うんです。

 

大好きだったアニメも、ゲームも、漫画も、本も、景色も

 

今だいぶ年月が経っているのに、同じことでまた感動してしまいます。

 

成長してない部分も多分にありますが、

 

そのような自分の属性や感動は、自分のIDのようなものであり、

 

大事にしていったほうがいいんですね。

 

 

僕は、それを音にしたい人間だし、形にしたい。

 

 

一つの人生のループで、これが自分というものが提示できたら、それでとても幸せです。

 

 

 

 

 

これからより一層正直になり、追求する時間にしていけたらいいなと。

 

 

来年は、ずっと長年思い続けてきた、東京文化で素敵なメンバーと

 

個展の演奏会を一つやるつもりです。

 

 

 

 



 

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